人気ブログランキング | 話題のタグを見る

懐かしい未来へ...  仏蘭西ブルターニュ地方より 土でもの作っています→ aonoto.strikingly.com


by poteri
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

庭ごはん Repas au jardin






庭ごはん Repas au jardin_e0206902_7365962.jpg





夢に見ていた庭ごはんがやっとやっと実現しました。
(庭の小屋が出来るまでこの場所にはずーっと仮の物置テントがあったため)

こけら落としなのに全く力の入っていないメニュー
なんちゃって冷やし中華、一番細いパスタ、カッペリーニを茹でる時に重曹を入れて
化学変化で中華麺風にします。
これ、海外在住日本人の間では常識? うちも夏はよく作ります。
でも冷やし中華なのにフォークとスプーン、ブルトンさんにはこれがどこの国の料理なのかは大して重要なことでは無い様です、、、







庭ごはん Repas au jardin_e0206902_7515216.jpg








(↑ブルトンさんウールのセーター着ていますが、この後暑くてすぐ脱いでます。)

うちは家と庭がつながっていないので、ピクニックに行く様に籠を持って移動
忘れ物すると家に取りに戻らなくてはならないので入念にチェックしますが
必ず何か足りなくて取りに行きます 笑 
歩くといっても一分以内ですので、広い敷地のお屋敷を思えば何のその です。

屋外でのごはんはそれだけで心豊かになれる、
22時を過ぎて日が暮れてくるとコウモリが飛び回っています。

そうそう、この庭ごはんとは別の夜でしたが、何かにつまづきかけて足元を
懐中電灯で照らしてみるとハリネズミでした。
ひゃー生まれて初めて見た! と言っても頭はうずくまっていて見えませんでしたが...
長靴履いてて良かった◎



# by pot-eri | 2019-07-09 07:55 |





6月後半の種蒔き  le semis en fin de juin_e0206902_5463312.jpg





今週パリのお友達Sさんから郵便で種が届きました。
ほうれん草、丸葉小松菜、京水菜、チンゲン菜、そして赤紫蘇。
紫蘇はブルターニュに来てから何度試しても上手くゆかず、今回頂いたものは
Sさんのご実家北海道でお父様が育てていらっしゃる赤紫蘇の種ということで責任重大!


種の届いた火曜日の夕方早速種蒔きしました。
そして何と、二日後の朝にはチンゲン菜の芽がニョキニョキ、恐るべし!
と思っていた翌日には他の全ての青菜が発芽し始めました。
紫蘇だけは未だふつうにシーンとしています。

今年は3月の種撒きが気合抜けのせいなのか、種が古くなっていたのか、気温のせいなのか、
発芽がことごとく上手くゆかず、トマトとマリーゴールドは諦めて苗を買い、
バジルにおいてはマルシェのビオ野菜のお兄ちゃんの所で活きのいいバジルの苗が並んでいたものの、
一つ4€50、トマトのコンパニオンとして植えたいのとジェノバペスト好きの私としては最低でも5つくらい苗が欲しかったので計算して断念、種を買い直し先月遅れ気味の再スタートをきったところです 笑






6月後半の種蒔き  le semis en fin de juin_e0206902_6485752.jpg






↑ 四菜ちゃんたち(左上より、チンゲン菜、京水菜、丸葉小松菜、ほうれん草) と下は赤紫蘇。
紫蘇はこれ以外に庭に直に沢山撒きました。
ほうれん草は春撒きほうれん草ということでちょっと気温が高すぎかなぁ?でも少し発芽してくれています。





6月後半の種蒔き  le semis en fin de juin_e0206902_6502654.jpg






↑ いい感じに育ってきてくれてるバジルと下は今年初挑戦のケール
ビタミン豊富のケールは買うとお高いので自分で育ててみることにしました。







6月後半の種蒔き  le semis en fin de juin_e0206902_6524136.jpg






かわゆい子たちよ、すくすく大きくなあれ☆



以前は6月の種蒔きなんて遅すぎとか、説明書どおりでないとだめだ...と諦めがちでしたが
最近は肝が据わってきたというのでしょうか、
とりあえずやってみよう! よく言えば大らかに、別の言い方ですと大雑把になってきている
田舎暮らし気付くと5年目(←訂正)3年目のぽてりさんです。


# by pot-eri | 2019-06-23 06:40 | 植物.ハーブ

準備中 En cours de preparation








準備中    En cours de preparation_e0206902_613335.jpg






この季節はお城へつづくこの裏小路も観光客さんがちらほら.. 訪れます。
でも、何も無くて可哀想、、、といつも思っています。

もう少し待ってくださいねー atelier AONOTO準備中です(万年? 、、、冷汗)

準備中にもかかわらず昨夏はカリフォルニア在住の米仏ファミリーさんですとか、
コートダジュールからいらしたアジアの骨董商のご夫婦ですとかetc...
たまたま通りがかって足を踏み入れてくださった方々が(運命?)
私の作ったものをじっくり見てくださり、手に取り、
このブルターニュの田舎町から遠く離れた所へ連れて帰ってくださりました。光栄なことです。

作るのと売るのと同時にするのは難しいですが
お客様の反応を直に感じられるというのはとても嬉しく、励みになります。


この夏もアトリエオープン出来るように何とかしなくちゃ!

製作、アトリエ準備、庭しごと、家の工事... ふぇーん :-(







# by pot-eri | 2019-06-22 06:57 | ブルターニュ.日々








ニョッキと変な顔の魚  les gnoccis et St Pierre_e0206902_34820.jpg





これからしばらくマイブームになりそうな予感のニョッキ、
じゃがいもと米粉で作るグルテンフリーです。でもレシピはまだ未完成
米粉プラスコーンスターチを使いたかったのですが、それが無かったためなんと白玉粉を入れてみました。
料理をなめてるぽてりさん、自分独り用でしたのでモチモチして美味しかったです
ブルトンさんがいたらパトゥー(フランス人が嫌うお料理のベタベタ、モチモチ感)と言われてアウトだったと思います 笑

今毎日庭で収穫中のシャキシャキさやえんどう、ほんのり甘くて美味しいです。
ラディッシュはかろうじて収穫していますが、美味しくないのです、、、 
実があまり大きくならず味が濃い、辛すぎ 涙 野菜作りの入門編と思えるラディッシュ
この季節ビオで無いものなら一束1€、ビオでも2€せずに買えるのに... 
種が残っているうちは作ろうと思います。ラディッシュの育て方のポイントがあったら教えてくださーい。








ニョッキと変な顔の魚  les gnoccis et St Pierre_e0206902_3183525.jpg







変な顔でしょ?  暗くて分かりづらいですがカラダの真ん中辺りに
直径1.5cm~2cm位の大きなホクロ(?)があるんです。日本にも居ますか?
ある日ブルトンさんがマルシェの魚屋さんに勧められて買って来たのですが
初顔合わせの私はびっくり! 「気持ち悪い~、怖くて調理出来ない~」と叫びました
「それなら僕が何とかする」と言われましたがブルトンさんになんて出来るわけがない...
覚悟を決め、シンプルにオリーブオイル、ガーリック、タイムとフルールドセル(塩の華)を混ぜたもので
変な顔さんの全身マッサージ、そしてオーブンへ。。

それがですね、この変な顔さん(フランス語名はサンピエールと言います)ったら
とーっても美味しいのです。
人も魚も外見だけでは判断出来ませんね しみじみ...
安い鯛買うなら変な顔さんの方が美味しいかも。フランスでも魚ツウの人の間では知られている様です。舌平目の代わりに使われたりするらしいです。
もし魚屋さんで変な顔さん見つけたら、ぜひ試してみてね。





ニョッキと変な顔の魚  les gnoccis et St Pierre_e0206902_352386.jpg







苺につづいて庭の隅のフランボワーズ、毎日摘んでます。
一番美味しいのは摘みながらのつまみ食い◎


# by pot-eri | 2019-06-17 03:49 |

絶対安静  le repos absolu







絶対安静  le repos absolu_e0206902_2034332.jpg





土曜の朝、私の起床前麻ちゃんがパリのアパートの4階(日本式の5階)の窓から落下。
「助けて~ ミャウ~ミャウ~」という声で飛び起きた私、すぐに麻だと分かり
「麻~」 「ミャウ~ミャウ~「」
声をたどってアパートの階段を駆け下り、地上階の建物と建物の間の普段は人の出入りが出来ない場所、小窓のすぐ向こうからミャウ~と聞こえるものの、姿は見えない。
すると地上階の住人のお兄さんがやって来て「猫はそこに居ますよ」とそこへ通じる
小さな扉を指差して鍵を開けてくれました。

怯えきった麻を抱きかかえ、部屋へ戻り身体をチェック。
その場では負傷は見えなかったのと、ブルターニュへ戻る朝の出来事だったので
そのまま急いで身支度を済ませ二人と二匹、車で約5時間の帰路へつきました。







絶対安静  le repos absolu_e0206902_21334054.jpg








宙ぶらりんになった後ろ脚をかばいながら不器用に歩く麻、それに気付いたのはブルターニュの家へ到着した時でした。
普段は私にくっついて動き回る麻が、ずーっと静かに布団の上で寝ている。
食欲はあるのと、熱も無い。
言葉を発しない猫が具合の悪い時の顔はとてもわかりやすいのですが、そんな顔もしていないし、
機能していない後ろ脚を撫でてみても、身体のどこを触っても嫌がらない、それどころか喉をゴロゴロならしている...
何となく自然治癒力で治るのでは?と思ったのですが、やはり獣医さんにきちんと診てもらわないと、
月曜はパントコット(キリスト教、聖霊降臨の祭日)で獣医さんもお休みなので火曜の朝に診てもらいました。





絶対安静  le repos absolu_e0206902_21395120.jpg







前夜まで宙ぶらりだった脚も微かに床を突く様になっており
脚は問題無いでしょう、骨盤が気になるのでレントゲンで見てみます と獣医さん。
麻ちゃん初体験のレントゲン~♪
そして、鶏の丸焼きをひっくり返したようなレントゲン写真と骨だけの怪獣の模型の様なもので説明
ドキドキ...

レル.ド.リリュイム (l'aile de l'ilium) ...は?  今まで耳にしたこともない言葉、ヒトに例えるところの骨盤だそうです。
軽度の骨盤骨折 でした。

そしてそれは人間でもそうらしいのですが、自己治癒力で自然に治るということ。
3週間ほどは絶対安静 と痛み止めだけをいただいて帰ってきました。

外科手術になったらどうしようー 懐大ピンチ、、、と思っていたので一安心しました。

痛み止めを内服しだしたせいか、ちょこちょこ階段を上り下りしたり動き出してしまう麻、
痛みを止めないほうが自然の摂理に合ってるのではないかなぁ、と思ったりしています。






絶対安静  le repos absolu_e0206902_21571426.jpg






フォトジェニでない麻ちゃん、黒猫可愛く写真に撮るのって難しい。。。





# by pot-eri | 2019-06-11 21:01 | ブルターニュ.日々