
南フランスのお土産、と友達がくれた石鹸。
何だかただものではないと思って包みについていたお店のHPへゆき
そこからお店のFBへと飛ぶと
《LA GUERRE DES GRAINES》 種の戦争(直訳) という映画がリンクされていた。
残念ながら仏語だけなのですが、モンサントとか種の危機の話です
今夜これからブルトンさんと一緒にゆっくり見ます。
一応リンク貼っておきます →★
紫色のラベンダーの石鹸は、天然の色と香りだそうです。
心地良すぎて鼻や頬をくっつけて癒されてます。
食べてしまいたいくらい気持ち良いの☆
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by pot-eri
| 2017-02-08 04:41
| 地球
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先週のある日、
いつも私が買い物に行くこの小さな田舎町の自然食材店ビオコープの15周年記念ということで
イベントのお知らせ、映画のお誘いのメールが届きました。
《En quete de sens》 →★ というドキュメンタリー映画
観たいなぁと思っていた映画、まさかこの田舎町の映画館で観ることになるとは。。
夜20時半からの上映という事で、少し余裕をみて家を出ても自転車で5分もかからない。
ニューシネマパラダイスを思わせるような映画館です。
映画は期待通りでした。
この地球で今起こっていること、物質主義、消費社会に疑問を持った仏人の若者二人が
NYからスタートしインド~南米~フランス~ロスアンゼルス...
一人がカメラをまわし、もう一人がインタビュアーとして、スピリチュアル、世界平和、環境保護を唱える
著名な人物達にマイクを向けるロードムービー
サティシュクマール氏のお話を聞けただけでもう身体中が温かいやさしい光りで包まれたような気持ちになれました。
以前このブログでも、ハチドリのひとしずくのことでちらっと書いた、ピエールラビ氏も登場します。
彼のお話の仕方も本当にやさしい、
もっと少しでも多くの世の中の人たちが、この方達の話を聴く機会があれば、
地球はもっと変わるのではないかな、と思ってしまうけれど。。
この若者達が疑問に思ったことは、何年か前に私の所にどーんと降りてきた大きな?マークといっしょ。
どうなるか分からないけれど、気付いたら動き出していたブルターニュの田舎暮し計画、
はじめて良かったんだ、とあらためて思えました。
未だ、本当に一寸先はどうなるかわらないけれど、これが私の生き方
しあわせとは、これで十分と思えること ~サティシュクマール
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by pot-eri
| 2016-04-30 05:58
| 地球
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Jean-Paul JAUD ジャンポールジョー監督の新作が
レンヌのTNB(Theatre National de la Bretagne 国立ブルターニュシアター)で
一日だけ上映+ジャンポールジョー監督との討論会もある、というチラシを
ビオのお店で見つけ、これは絶対に行かなくては! とスケジュール帳に赤丸印をつけて
日曜の夕方出掛けてきました。
ジャンポールジョー監督の作品で一番知られているのはきっと
『未来の食卓』 『Nos enfants nous accuseront』
小学校の給食を全てビオでまかなう南仏のバルジャック村を舞台に
農薬の危険性について語るルポルタージュです。
二作目以降は私も未だ見れずにいるのですが、
『セヴァンの地球のなおし方』 『Severn,la voix de nos enfants』 →*
『世界が食べられなくなる日』 『Tous cobayes?』
食の危険性、地球の危機、
消費者には伝わり辛い真実を、常にカメラで追ってきたジャンポールジョー監督。
新作『Libres!』 (日本公開はまだなので直訳しますと 『自由!』 ) は
エネルギー問題、原発が主題です。
フランス-日本(福島)-デンマーク
3つの国の子供達へ視点をあてて... というストーリーをチラシで読み
日本人の私が上映会+討論会に行って、質問攻めにされるのでは...
と少しためらいもあったのですが、行って良かった。

討論会はさすがフランス人、
マイクを持ったらなかなか離さない人、
ジョー監督に食って掛かる人、
でも、大勢の人の前で自分の意見をきちんと主張出来るのは素晴らしいこと、と思いました。
私は、と言いますと、、
思い切ってマイクを手にフランス語で などという勇気はもちろんありませんでした。
言いたいことも質問したいことも、もやもやあったのにね。。
ジャンポールジョー監督の映画は、一般の映画館ではまず上映されません、
お国の息の掛かったテレビ局では絶対放映されないし、
ジャーナリズムもジョー監督の作品について何も書かない、とサラリと語られていました。
映画のタイトル『Libres!』(自由!) は、
暮しの中でどこにどのようにお金を落とすか、
その行為は゛賛同する゛ということを意味する ということ、
そして、何にどのようにお金を使うかは私たちに与えられた自由であるということ。
と言っても今すぐEDF(フランスの電力会社)の契約を解除して
自然エネルギーの電力会社に移行するほど暮しの余裕もなく、
原発の危険性は吐き気がするほどわかっているのに
白黒はっきり行動にうつすことは、一庶民には非常に難しいことです。
なるべく電気に頼らない暮しを、と弱々しく原発反対!
ここ数日もフランス、ノルマンディー地方末端Flamanvilleにある原子炉にヒビが入った、
とニュースで流れています。
どうするのですか、本当に??(ブルターニュ、すぐ近く。。)
2011.3.11以降
考えても、考えても、糸口が見つからず、
気づくとブルターニュでの暮しがはじまっていました。
今は、

種まきした芽が育ってくれる喜び とか、 (↑ これはカモミール)

庭のハーブを摘んでお茶にしたり、

自然の中での小さな発見、日々学ばせてもらう暮しが心を豊かにしてくれています。
この自然がずっとずっと残るように
これからは、もっと発信、表現してゆきたいです。
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by pot-eri
| 2015-06-09 06:50
| 地球
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さっぱりしたマテ茶が夏に合うなぁ と思う今日この頃。
全粒粉のスペルトパン第四号と南フランスの副村長さんのはちみつ、
フレッシュ山羊のチーズ、そしてマテ茶、いつもの朝食。
副村長さんのはちみつは本当に美味しい、
スーッとからだに染みとおる◎

* * *
きょうはちょっとつぶやいてみたいと思います。
養蜂家の南仏の副村長さんのところでも昨年、48箱の巣箱がだめになったそうです。
蜂が戻ってこなかった。。。
ホーグンホーガイショーコーグン 蜂群崩壊症候群
その原因は?
農薬問題、OGM、電磁波、色々な説がある様ですが、
農薬散布はどうして今も続くのだろう? と思ってしまうイノセントな私です。
消費者がいるから、スピードを上げて作り続ける …
そろそろスロウにいきませんか?
「生きてゆくためには仕方ないでしょ、こっちの方が安いのだから」
仕方無くないっ!! 環境の問題は人ごとでない、ということ
『ミツバチが地球から全滅したら、人類もその後4年しか生きられない』
( ~アインシュタイン)
ちょっとの工夫と考え方を変えてみれば、ビオは決して高くないです
消費 = 意思表現
うちのブルトンさんも「ビオは高い」と言うタイプでしたが
最近大分変わってきてくれています(身近なところから教育っ!)
半世紀前に発表されたこの本はご存知の方も多いはず …

レンヌのお義母さんの庭にはコロコロしたミツバチが毎日やって来ます、
鳥たちも自由にやって来ます。
このしあわせを大切にしたい、 マテ茶をすすりながら思う2013夏。
(本当は海のこと(汚染水問題)も書きたかったけれど、重くなりすぎそうなのでやめておきます)
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by pot-eri
| 2013-08-08 19:05
| 地球
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『Nos enfants nous accuseront』という仏映画、邦題は『未来の食卓』(監督.ジャンポール.ジョー)をご存知ですか?
南フランス、ガール県にあるバルジャックという村では学校給食を
ビオに切り替え、子供達へ食育に取り組んでいます。
その村での日常をとおし農薬散布の深刻な問題、食と人の大切なつながりを
伝えてくれる誇張するところのない、現実を捉えたドキュメンタリー映画です。
仏版はYou tubeでも見れますので、ぜひ見てください。
→ ★
南仏の小さな小さな村に滞在中、私たちを受け入れてくださった副村長さん家族のお家は、
10年前に4ヘクタールの土地を購入しほぼ自分達で建てた(未だ工事は続いています)というとても素敵な住まいでした。
素焼きタイルの床、石灰壁、断熱材には羊毛… と
私が未来の家にしたいこと、そのまま◎
(よその家で写真を撮るのは気が引けて写真はありません。。頭で思い描いてみてくださいね。)
自然素材を使った家はそこに居るだけでとても心地良いです。
初対面の副村長さん家族のお家で次に気づいたのは、洗面所に置いてあるものがうちとそっくり、いや、
もっと上回ってるっ!
全てビオそしてハーブを調合した小瓶も沢山見受けられます。
副村長さんが養蜂家であることは聞いたばかりだったので、
きっと奥様がハーブリストなのだわ、と、ひとりで納得(後で聞いてみると、ハーブや精油も副村長さんが勉強中とのことでした。)
「わたしたち、ビオに狂信的だ って子供達は時々いうのよ」
と仙女さまみたいなヴァレリはいつも控えめでやさしい笑顔。
4人の子供達の心とからだのうつくしいこと。。。

そんな副村長さん家族とはすぅーっと気が合い、
おいしいごはんをいただき、庭を案内していただき…
色んな話をしていくうちに、バルジャック村がすぐ近くであることが分かったのです。(下調べ、なってないっ!!)
副村長さんがマルシェでハチミツと引き換えに仕入れてくる野菜は、
バルジャックの学校に卸している同じ農家からのものであることも!
今回は4日間だけの短期滞在でバルジャック村へは行けませんでしたが
この次はぜひ。
帰りには副村長さんの栗の木とアカシアのハチミツを分けていただきました。
もちろんビオです◎
このハチミツの話は、また今度ゆっくりしたいと思います。
いつも、読んでくださってどうもありがとう。
暑さに負けないように、素敵な夏の日を過ごしてくださいね。

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by pot-eri
| 2013-07-17 17:23
| 地球
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モロッコのお婆ちゃんの知恵は、フランスのお婆ちゃんにも引き継がれ、
やさしく家中をピカピカにしてくれる《サヴォンノワール》は
100%ナチュラル、植物から出来ているので安心して使えます。

こんな風に黒飴みたいなの、
スープスプーンに1の《サヴォンノワール》を大体1.5ℓ(ペットボトル1本分位)のぬるま湯で溶いて使います。このままでも充分ですが、
私はいつもユーカリプチュスの精油を5滴位入れています。
ユーカリプチュスの殺菌効果と掃除の後のさわやかな香りが気持ち良いです。
床掃除を始める前に、高いところから棚とか家具、電化製品、窓、
そこいら中ぜーんぶ拭いてから、最後に床の雑巾がけ。
こうすると作った液を無駄なく使えるっ!
雑巾がけって私にとっては苦になることでないのに、
フランス人のブルトンさんやお義姉さんは屈んで床を拭く私を見ると
「そんなことしないでモップを使いなさい」と可哀想がってアドバイスしてきます。
きっと、日本人は小学校に入学した時から ゛掃除の時間 ゛があって、
ほうき係、雑巾係、ワックス、高学年になるとトイレ掃除があったり…
皆平等にしたものですが、
フランスの学校はどうなのでしょう?
うちには子供がいないので正確なことは知りませんが
おそらく掃除はファム .ド.メナージュ、オム .ド.メナージュと呼ばれる
お掃除の人が担当するのだと思います。
これは学校だけでなく裕福な家庭はもちろん、共働きの家庭などでも
掃除は安く雇えるファム .ド.メナージュに任せるのが効率が良く、
こういったところにフランスの階級社会の名残があるのかなぁ、と思ったり。。。
ま、誰がするのかは別として掃除の後は気持ちいいし、
環境にやさしい安全なプロダクトを使うと尚更◎

《サヴォンノワール》は動物のシャンプーにも使えるし、
庭仕事では薔薇などにつく害虫駆除にもアルコールと水で薄めると
効果がある様なので今度試してみようと思います。
生まれて一度もシャンプーしたことのないココちゃんには …
自分のカラダはって試してみるのは ノンメルシ。。。です。
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by pot-eri
| 2013-07-08 22:29
| 地球
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週末の朝は近所のパン屋へ、
列に並んで毎週土曜日に焼き上がる自然酵母パンの買出し。
ここの大きな自然酵母パンは切り売りで売ってくれます。
うちはいつもナチュラルなタイプを800gから1kg、これで
一週間もつかもたないか… 大抵もちません。
(我が家にはパン無しの食卓はありえないという方が
約一名いらっしゃいますので…)
それと胡桃パンをその半分くらい、これはわたしの朝食とおやつ用◎
まだほんわり温かいパン、
クンクン…
ねぇ、
クンクンはいいけどペロペロはやめてね。
* * * * *
昨日のヒューマンチェーンのご報告。

今回私は《遠くの隣人-3.11 Nos voisins lointains 3.11》という
新しく立ち上げられたばかりのアソシエーションのチラシ配りのお手伝いを
させていただいたので、『人間の鎖』としては参加出来なかったのですが、
チラシ配りを通して目の当たりにしたのは、
原発問題やフクシマのことに全く無関心、脳天気
それどころか反原発を迷惑そうに横目で見て通過する人々の多いことでした。
ヒューマンチェーンに参加している人と、大半の道行く人との
意識の違い。。。
その後ヒューマンチェーンは後にして
東駅近くにあるmaison de l’architectureへ。
こちらでは
《ジャポネード japonaide》の企画による
チャリティーパフォーマンスと写真展が開催されていました。

ヒューマンチェーンの雑踏とは別世界の様、

静寂な空間で準備をされていました。
《遠くの隣人-3.11 》のチラシを預かっていただけました。
《遠くの隣人-3.11 》 はフクシマの被災者家族の中でも
子供の身を守るために被災地から離れ、夫は単身現地に残り、
やがては夫婦間の意見の相違、仕送りが止まり、
母子家庭で仕事も見つけ辛い現状、国からの援助も受けられない、
困窮した単親家庭へ 、より直接的に長期的な援助を目的にされています。
将来的には里親制度の様な繋がりも作れるように… とおっしゃる
アソシエーションを立ち上げられたKさんは、
この日リュックサックを担いで単身リヨンからパリへ、
最初は一人でビラ配りをする覚悟でいらした様です。
又、私と一緒にお手伝いにいらしていたSさんは青森出身の同級生達と
《りんご野》というグループで被災地援助の活動をされています。
《遠くの隣人-3.11 》、《ジャポネード》、 《りんご野》、皆さんそれぞれ
前向きに活動されているしんの強い素敵な方達でした。
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by pot-eri
| 2013-03-10 00:00
| 地球
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『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映会へ、
夕方から国際大学都市の日本館へ行ってきました。
『六ヶ所村ラプソディー』 は、3.11直後に日本からDVDを取り寄せて観ていましたが、
『ミツバチ...』 は、この春に同じ場所で上映された時には予約に出遅れ、
今回待ちに待った上映会、
更に今夜は上映後に鎌仲ひとみ監督のスピーチ、質疑応答付き、とても充実した内容でした。
観客はフランス人と日本人の割合が 6:4 位? 仏人が興味を示してくれていることに
嬉しい気持ちと、日本人の少なさは予想外でした。
『六ヶ所村ラプソディー』が、青森県六ヶ所村の再処理工場建設計画に対する
反原発へ真正面からカメラを向けているのに対し
『ミツバチ...』は、舞台は瀬戸内海、祝島、中部電力の原子力発電所建設予定地へ
反対する島の人々にスポットをあてながら、スウェーデンの自然エネルギー社会のしくみと絡め、
反原発からワンステップ、
テーマは ゛自分達の住む地域をどの様に守っていくか゛
「原発の良し悪しを語り出しても平行線をたどって交わらない、
その前に子供達が被爆して死んでいってしまいます... ( ←これはイラク戦争で
被爆した子供たちを現地で見て来た監督が彼らから授かった使命)
反原発がテーマではなく、希望のあるフィルムを作りたかった。
大切なのは、核に依存している自分の生き方を根本的に変えてゆくこと(豊かに電気を使うということ)、
世界中の人がより良い選択肢(エネルギーの選択案)があるということを知ること、
そのためには情報が必要」
「日本人の80%は原発に反対なのに、黙っています。
そういう人達と話す機会を増やしてゆきたい」
3.11以降、原発問題へカメラを向ける監督が増えた今、
自分のやるべきことは別にある、という鎌仲ひとみ監督の新作は
『内部ひばくを生き抜く』
だそうです。
* * *
今夜は、私がこのところ疑問に思っていたことがいっぱい詰まっていました。
会場に居た人達は同じ様に胸を痛め、考えるヒントを受けたであろうと思います。
社会の矛盾、人間性、
これらを変えてゆくということは大変なことだけれど、
持続可能性 という探しもの、それは新しい、楽しい探しもの、
講演後に用意されていた、祝島の有機農法のびわ茶、 ほのかに甘いとてもやさしい味のお茶でした。
tieta4uさん、ありがとうございましたー。
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by pot-eri
| 2012-11-25 00:00
| 地球
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