ジレジョーヌ Gilet jaune
2018年 12月 11日
このご時勢にトンカ豆と向き合ってるだけの呑気者の様に見えるわたくしも
夕べはフランス大統領のテレビ演説、ジレジョーヌ(黄色いチョッキを着たガソリン増税への反対デモ集団)と国民へのメッセージを聴きました。
パリでの暴動、ジレジョーヌのデモに便乗する壊し屋による被害は酷いと思います。
ただ壊し屋とジレジョーヌを混同して報道されている節があり
デモ+壊し屋がセットになってしまうからジレジョーヌ、デモ、ノンメルシになってしまうのではないかな、デモの内容がいかなる主題であっても... 私も壊し屋はノンメルシです。
政治が変わっても何も変わらない、キラキラ輝く王子様のような大統領に「(生活苦の人たちの現状を)私は分かっています...私達のフランスのために!」と言われてもぴんと来ないのはジレジョーヌ
の人たちだけではないと思います。
世界中が今のジレジョーヌのデモに随伴する暴動とそのゆくえに関心を示している様ですが、
今のフランスの社会問題、貧富の差や労働条件の問題はフランスだけではないと思います。
違いは国民性、なのでしょうね、不満を表面化し自分達の暮らしを変えようとするのか、
仕方無い...とただ受け入れるのか。。
全ては経済成長優先の世界レベルでの社会システムにあるのではないか、
小さな脳みそをぐるぐるまわしてみたりしています。
まとめは無いです、
ちょっと、つぶやいてみました。
PS: ちなみにこの週末ブルトンさんは車を走らせる時 「おっと、ジレジョーヌ(車に常備することが義務づけられている黄色いチョッキ)忘れた」 とたまたまあった黄色い買い物袋を
四角くたたみフロント硝子の隅へジレジョーヌに見せかけて置いていました。
デモに参加しないけれど゛連帯゛のシンボルらしいです。
by pot-eri
| 2018-12-11 19:06
| 空.つぶやき