ザコツシンケイツウストーリー Suite de la sciatique
2016年 06月 01日
coucou!先月19歳になったココちゃん☆(バックが汚いっ!)
坐骨神経痛ストーリー まだつづきます。。
床でナメクジ状態になっていた翌日
抗炎症剤のおかげでほぼ普通に動けるようになっていたので予約していたスキャナーへ。
スキャナーの結果は、やはり左右の骨盤のつくりが対称でなく、
左側の坐骨付近の間接にbec de perroquet=直訳するとオウムのクチバシと呼ばれる
細胞が変形して形成された先の鋭い骨?の様なものが見られ、
それらが坐骨神経の大元を突き、痛みへとつながっているということでした。
レントゲン医さんは 「少しでも早くリュウマチ専門医に診てもらい、場合によっては外科手術が必要となる」
そしてリュウマチ専門医に診てもらうには、主治医からの処方箋が必要...
なんともややこしいフランス分業医療システムっ!
クリニックを出たその足で主治医のところへ
レントゲン、スキャナーの結果を提示し、指示されたことを話すと
「リュウマチ専門医? 外科手術? 落ち着いて、落ち着いて、それは奥の奥の手です、
まずは整体治療と抗炎症剤、それで様子を見ましょう」
と、前回と同じ抗炎症剤、胃薬 プラス 筋肉の緊張を緩和する薬と補強腰ベルトが処方され
万が一のために、とあまり気の進まない様子でリュウマチ医宛の手紙も書いてくれました。
レントゲン医と主治医のオピニオンが違いすぎてどっちを信じれば良いの?
この二つのオピニオンとは別に、周囲のアドバイス、自分の感じるところから
パリで有能だと教えてもらったオステオパシーに予約を入れました。
しかしランデヴーは6月の中旬になってしまうので
それまで抗炎症剤だけで過ごすなんて無理、一日も早く治療を受けたい。
ブルターニュの私の住む小さな田舎町で整体、オステオパシーのキャビネを探してみますと、
整体医は5~6人、オステオパットも4人居ました。
幾人かの人のお奨めを聞き、最後はブロカントのムッシューの鶴の一声で決めた
整体とオステオパシー両方のの資格も持つ先生。
月曜の朝連絡すると、翌日の夕方でランデブーが取れました。
なんとこの先生、
パリ、リヨン、トゥールーズetc...フランス中あちこちで年間通してオステオパシーの教育指導をしていたり、
オステオパシー関係の本を二冊も出版している
東京にも二度オステオパシーの指導のため行ったことがあるそう。
そんなヒトがうちから徒歩3分程の所に~ すごいぞ我が田舎町☆
自由人という感じの60代初めのムッシューがこの日施してくれたのはオステオパシーの施術でした。
レントゲン、スキャナーの結果を見せても少しも驚かず、背骨(坐骨?)のずれた部分を教えてくれ、
「bec de perroquet? そんなのいいから、リュウマチ医なんてまだ早すぎる、アナタは治るよ」
施術は骨をボキボキ鳴らす様なものではなく、カラダをある一定の法則に従って折りたたみ
圧力をかける、横たわった状態から起き上がるのに激痛が走り困難だった私のカラダも、
30分ほどの施術後には起き上がれるようになり、左脚にあったしびれは消えていました。
「神経が骨によじれついていたのを元にもどしたから、でもまだ傷口は完全に塞がっていないからね、
一週間は安静に。座ることは極力避けて、歩くのも最小限に、、立っている時は左足は台の上に置いて
左の坐骨に負担をかけないように。 庭仕事?四つん這いの姿勢ならOK」
工事が出来ないのなら、陶芸かミシンかけ と思ったら座るのがだめだから出来ない
チェロは長時間はだめだけれど、左坐骨辺を浮かせて出来るのならいいよ、とお許しをもらいました。
夕べからずっと横になっています。でも頭は冴えているのでやりたい事が次から次へと浮かんできて
辛いー !
ブログも横になって打っています。
良い先生に巡り合えて良かったー
本当に効果が見えるのは一週間後だそうですけれど。
一週間後に様子を報告して、その後はおそらく整体施術を受けることになるみたいです。
ブログのお友達にも色々アドバイスを頂いて、ブログをやっていてしみじみ良かったと思いました。
M*E*R*C*I
みなさん、カラダは大切にしましょうね。
by pot-eri
| 2016-06-01 03:34
| ブルターニュ.日々