大工のジェラールおじさん2&ウィークエンド M.Gerard charpentier 2 et le week-end
2014年 09月 22日
大工のジェラールおじさん
お昼は赤ワインゴクゴク飲んで、相変わらず作業は半ズボンに葉巻加えながらでも
熟練した昔ながらの技法は素晴らしいです。
じーっとその場に佇み見入ってしまいます。
新しい凹を入れた梁を古い凸の梁に組み合わせてゆく、
釘など一つもいらないのですよ。
「僕のような仕事はどんどん厳しくなる一方、今の世の中、安く、早くがもてはやされるからね」 とジェラールおじさん
「そんなことないっ!」 と鼻息が荒くなるpoteri
「墓場に家は持っていけないでしょ」と何か見据えている様なジェラールおじさん
それは、分かるのですけれど、
私はこれからここで暮らすようになったら
ジェラールさんが仕上げてくれた梁を毎日見て心が温かくなるのだ、と思います。
小さなこの古い家の修復ににこうして少しずつストーリーが生まれ
いつの日か完成する…(多分、汗)
ひょっとすると結果よりも経過なのかもしれない。。
ひと山越えるとまたひと山、途方も無い荒野に呆然とし。。
人生そのものだ。
* * *
それでですね、今週のウィークエンドは、と言いますと
やっと、やっと、やっと!
注文していたものの在庫切れだったトレーラー、土曜の朝に取りに行きました。
その日から早速大活躍のトレーラー
ずっとキミを待っていたのですよ。
山積になっていた瓦礫袋、これは一袋20キロ位あります。
今までは車の後ろに積んで一度に10袋が限界だったのですが
トレーラーだと一度に50袋運べる!
土曜日は半日しかなかったのでゴミ処理所まで二往復で時間切れ、
それでも工事現場が少しすっきりして嬉しい(まだ瓦礫は残っています…)
ピカピカのトレーラー、実はブルトンさんも凄く嬉しいみたい
男の人って、こういう機械系のものへのロマンがあるみたいですね。
酵母が動き出したら止めるわけにはいかない、朝の5時からパンを焼いたり、
裏庭のノワゼット(ヘーゼルナッツ)を拾い集めたり、
ご近所さんからまた大量の桃をいただいたり、ブルトンさんのママの84歳のお誕生祝い…
忙しさに拍車のかかる一週間、
ブルトンさんは終電でパリへ戻って行きました、おつかれさま。
by pot-eri
| 2014-09-22 06:47
| 古い家の修復