バイオダイナミック農法 l'agriculture biodynamique
2012年 09月 01日
村の食材店でたまたま手にしたワインは、
その土地のバイオダイナミック農法で作られているものでした。
バイオダイナミック農法は、ルドルフ.シュタイナーの提唱した、
太陰暦に基づき種蒔き、収穫などを行う有機栽培農法です。
その葡萄畑..カーヴは私達のキャンプ場からも近かったので、
訪ねてみることにしました。
(写真は別の葡萄畑です。雰囲気だけ...)
Chateau Romaninという看板をみつけたら、ゴトゴト、ゴトゴト... 延々とシャトーを探して突き進みます。
(車が壊れるかと思いました。)
重厚な扉を押して中に入ると、
冷んやり〜 そして思っていたよりもモダンで洗練された内装。
言葉使いがとても丁寧で親切なお兄さんが、シャトー(カーヴ)の歴史、
バイオダイナミック農法のこと、この土地の気候、
そしてもちろんワインについて分かりやすく丁寧に説明して下さいました。
もちろんカウンターで、試飲しながら...
(この試飲というのに私は慣れていないので、口に含んでからペッと
吐き出すのが出来ず、毎回ゴクリと飲んでしまいます...
ブルトンさんは何だかそれっぽく、ペッ としていました。)
村で買って、キャンプ場で飲んでいたものも美味しかったけれど、
ちょっとずつランクアップすると、また全然違うー。
お持ち帰りのワインをチョイスして、ほくほくしていると
お兄さんが「カテドラルをご覧になりますか?」と、
製造室とワインカーヴへ案内して下さいました。
このカーヴの歴史はさほど古くなく、廃墟と化していたシャトーの敷地に
山の岩肌を生かしつつカテドラル(カーヴ)が建築されたそう。
相当のお金持ちのヒトの大投資(趣味の香りも漂う...)、といったところでしょうか。
バイオダイナミック農法のワインは、数も少ないですが、
ワインに詳しくない私が飲んでも、
喉を通った後、からだにスーッと馴染む様な感じがします。
やさしく、美味しい このボトル達はいつ開けられるのかなー ...?
by pot-eri
| 2012-09-01 00:00
| おでかけ