庭仕事 jardinage
2011年 07月 25日
週末、パリを離れブルターニュの田舎へ車を飛ばす。
目的は庭仕事。
田舎にしては小さな土地であるが、
何年も手をかけられていなかったこのジャングル化した土地を蘇らせよう、
と相方ブルトンと二人夢は広がる...
田舎での朝の目覚めは嬉しい。早く外へ出たくてするりと布団から抜け出す。
朝露を踏んで歩く、緑の香り、
木立はじっと黙ってそこに居る。
植物と土とさまざまな生物、
こんにちは、新米です どうぞよろしく。
なんて挨拶してみる。
老体であろうに、毎年頑張って実をつけてくれる
林檎の木、洋梨、クルミ、ヘーゼルナッツ...
まずは彼らを労わることから始めることにする。
庭仕事は不思議だ。一日黙々としても疲れない。
途中、肩がこったりしても、
自然との対話があり、発見があり、
心が安定しているからだろう。
日が暮れて、気温が下がったら火をおこす。
小さい火から少しずつ、消えない様に
焚き火仕事。
火を見つめて
自然と口数が少なくなる。
余分なものはいらない、
これで十分。
by pot-eri
| 2011-07-25 00:00
| 庭