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Ou vas-tu...?  ドコヘイクノ...?




  前回こぼした愚痴に温かいメッセージをどうもありがとうございました。
今日はそのつづきとなりますので、ご興味ない方はスルーしてください。


何処が問題なのかすら分かりづらいファーマシー=田舎のプチブルジョワの建物の雨水管、
昨日連絡を取った屋根職人ダレン君(うちの屋根や薪ストーブの設置をしてくれた)が
午前中に修理にやって来てくれました。
電話で簡単に事情は説明してあったのですが

ダ 「問題の雨水管ってこれだね?」 
   とプチブルジョワのところの別の雨水管を指差す(確かにもっとボロッ)。
私 「違う違うこっち、ほらここがちょっとぐらつくでしょ」
ダ 「c'est rien de tout! なんてことないじゃないか!」
私 「そうなんだけどね、頑丈にしっかり固定しておいてもらえますか? 
   昨日私がちょっと動かないように試してみたんだけど、それをあの方(プチブルジョワ)に
   告げたらまるで筋トレでもするかのように(雨水管を)揺さぶってもっとぐらぐらになちゃったの」

ダ 「OK 固定するこのリング取り替えておくよ、でもさ大体ここの人(プチブルジョワのこと)ちょっと頭おかしい感じだよね、ボンジュールも言わないしさ、キミも災難だね。。」


 と、ものの10分もせずに修理は終わりました。
ダレン君のことはブルトンさんも私も信頼しているので、昨日は嫌な思いをしたけれど
ダレン君に来てもらえて良かった。


 ダレン君が帰った後、修理されたことを確認してもらうためファーマシーの呼び鈴を鳴らしました、用意していた紙を持って...
《紙》とは私が今朝思いついたアイデア、修理確認同意書のようなものです。
フランスは何ごとも《紙》の国です。書面に残したものが効力を発揮します、
逆を言えば書面に残さなかったために後で痛い思いをすることがあります。

 そのことをブルトンさんに電話で伝えると
「よく思いついたね、それはしておかないと、ただ関係はもっと冷たくなるけど」と言われました。

 確かにこれはある意味相手を信用していないということ、
フレンドリーとはほど遠い事務的で冷淡な行為です。 ええ、それで良かったのです。


 『 私○○は、本日2017年12月1日以下のことに同意致します。
マダムポテリにより2017年11月X日に損害を受けた雨水管は滞りなく修理されました。よって今後一切この件に関してさかのぼり触れることは致しません。 姓○○ 名○○ サイン○ 』


 扉を開けて最初出てきたのは偽ブロンドのブルジョワ妻でした。
 「雨水管のことでご主人にお目にかかりたい」というと一旦奥へ消え、再びブルジョワ妻
 「その件ならもう大丈夫と言ってます」おそらく修理している音が聞こえたのでしょう。
 「いえ、ご自身の目で確認していただきたいのです」

 ようやく奥から出てきた商人スマイルのプチブルジョワ、さっと軽く雨水管に触れて
 「完璧ですね」と引き返そうとするので
 すかさず私は税務署の事務員もしくは交通違反取締りの警官のように

 「では、お忙しいところすみませんが同意書を用意しましたので
 こちらにサインお願いします」


 1,2秒でしたが えっ? と固まった相手の空気を感じました。
 *** 胸がスカーッとしました ***

 フランス人は基本スマートさを保ちたい人種だと思います。
どんなに哲学の違う相手と正面きって討論になっても最後は一応スマートに〆ます。
これは自分自身に対する誇りなのでしょうか?

 あくまでも冷静さを保ち、所定された場所に姓、名、日付、サイン 
当事者双方が保持するように二部用意しておきましたので、同じ事を二回。
ドイツ製の書きやすいボールペンとシンプルでデザインの良いメタルの下敷きは絹ちゃんの
抜け毛などついていないようによく磨いて。
限りなくスマートに、終始笑顔で。

 ただ... 最後に私は日本人になってしまいました。

 「この度は申し訳ありませんでした」 自然と口から出てしまいました、、 
 「誰にでも起こりうることですよ」と商人スマイルのプチブルジョワ

 フランス人だったら謝らないです、絶対。 
 このことはブルトンさんには伏せておこうと思います。
 ま、これで良かったのだと思います。

 私の心は晴れ晴れしました。

 お付き合いありがとうございました。


 

 

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by pot-eri | 2017-12-02 03:11 | ブルターニュ.日々 | Comments(9)






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向うずねや手の甲がカサカサしてきて
冬の到来を実感する今日この頃、
夏に摘んだ庭のカランデュラの花で作っておいた浸出油とミツロウでワックスを作りました。

作ると言っても分量のオイルとミツロウををメタルの缶に入れ湯煎でミツロウを溶かすだけです。


ここからは、愚痴りますので飛ばして下さって結構です。

先日家の前に車を止める時にお向かいのファーマシーの建物の雨水管にかすってしまったのですが
今朝ファーマシーの田舎のプチブルジョワ風の店主さんにI-phoneでシャシャッと証拠写真を
見せつけられ、以前はこんなではなかった直してくださいと言われました。
もともとボロな雨水管がほんのちょっとぐらつくようになってしまって機能には全く問題
ないのに、本当は私がそこに車を駐車することが気に入らないのです。
直すのは問題ないのですがその応対の仕方に何だか寂しくなりました。
ま、かすった私がいけないのですけれど。
パリのブルトンさんにも「君は次から次へと問題を起こす」と指摘され
今日は一日音楽もかけずにもくもくと作業していました。

冬にこういうことがあるといつも以上に堪えます...。








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どんどん増えてゆく失敗作
このカップは釉薬が失敗と思ったのですが、使っていくうちにこの古ぼけた感じが
とても好きになってきました。
癒し系どんぐりカップにスパイスをきかせたお茶で和む夜。








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ウ バ チュ?  Ou vas-tu?  ドコヘイクノ...?





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by pot-eri | 2017-12-01 03:02 | 空.つぶやき | Comments(9)

懐かしい未来へ... フランス ブルターニュ地方、小さな古い家の修復作業 手さぐりな日々の暮し  *陶のアトリエHP* http://atelieraonoto.web.fc2.com/  


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