カテゴリ:もの( 24 )

カホウ mon tresor







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二月の巴里の蚤の市、
地べたに置かれた段ボール箱のぐちゃぐちゃの中で私を待っていてくれたのね。

気泡が心をくすぐる練り硝子の計量カップ

手にして見ていると、背後から60代くらいのマダムが
「私の母も同じのを持っていたわ、懐かしいわぁ。貴女これ何するものか分かる?」

「ええ」と言いかけた私の返事のつづきよりも先に

「ほら、ここは砂糖、粉、米、カカオ、液体etc... それぞれ計れるようになってるのよ。
今のものはプリントだから、昔のものは良いわねー、それ、お買いなさい。」

とご親切なアドバイス。

店番していたアラブ人のおっちゃんに怖るおそる値を尋ねると
(日本人とわかると値を吊り上げられることが多々ありますので..。)

「アンユーロ」 だって。 アン、ドゥ、トロワ、のアンです。


少し離れていたマダムが戻って来て
「いくらだった?」 と。
支払った金額を伝えますと

ウインク* (マダム)


素敵な朝☆


これ、家宝にします。




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またレモンケーキを焼いた。






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by pot-eri | 2017-03-18 23:11 | もの | Comments(6)





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2012年末にまとめた引越しのダンボール。
そのダンボールの中に゛tres fragile = 超ワレモノ゛ と赤字で記されたものがあり
ダンボールの中に更にくつ箱の様な箱、
四方には同じ様に゛tres frafile = 超ワレモノ゛とある。
松、陶器... とだけ書いてあるけれど...





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何かしら? 自分でも覚えていない。



ご丁寧に一つずつぐるぐる巻きにされた薄紙をひろげてみると...





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木の枝、植物、松ぼっくり、ココナツの殻、胡桃、人形...


なるほど、引越しの準備に時間が掛かっていたはずですね、ぽてりさん。





更にこんな箱が出てきました





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゛私の大好きな古いものたち(ボタン、フラワー)゛ とあります

自分がしたことなのに、意外な展開にひっくり返りそうになりました。





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お菓子の箱を裏返して作り直したのね。






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出てきたものたち。






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小さな陶器も二つ。


これは私が初めて陶芸教室に行った帰り、こっそり土を家に持って帰ってきて
家で成形したもの。

薄すぎー!  って指摘されたっけ。
 





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自分の中に流れるもの、

変わらないのだな、と思った。

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by pot-eri | 2016-10-12 16:41 | もの | Comments(12)





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実家の隣町の神社で古物ガラクタ市がある、というので
さほど期待しないで行ってみる と...



出合う、出合う、
ツボにキュンとくる古いものたち。。。






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↑ 機織に使われていたと思われる細長い糸巻きと絹の金糸、
フランスの古い糸巻きをバックに 日仏融合古物の図





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クリスタルの様なぬめりのある質感、美しい面取りグラスは6つセットで、
大切に手荷物で機内へ



鶴亀入りの藍染の古布はのれん用
幾つもの布を繋げた藍のボロはスカーフに


小さなカケのある江戸時代の陶器や塗りの碗は
金継ぎデビューのモチベーションを上げてくれる。
その他ガラクタ各種

海を渡ってきた愛しい古物よ...

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by pot-eri | 2016-02-02 07:48 | もの | Comments(4)







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日曜はレンヌのヴィッドグルニエ=フリマへ

空がそろそろ明るくなりそうな時間を目指して(7時半くらい)行きます。
かなり大きな市でした。

カフェオレボールとシードルを飲む持ち手のついたカップ、吸い込まれるように手にすると
60代くらいのムッシューが
「これらはねとても古いもの、僕のお婆ちゃんの持ち物でね...
ずっととっておいたのだけれど、もう手放す事にしたの。
他にももっとステキなものが色々あったのだけどね、これが、最後の品。。」

 と奥さんの横でしんみりしてしまって
97歳で他界されたお婆さんのお話、一緒に過ごした思い出...

「大好きだったのよねー お婆ちゃんが」 とマダム

「あの... それならやはりこれは手放さない方がよろしいのでは?」 と私。

「いや、もういいんだ もう十分傍においてきたから 貴女、古いものが好きなようだから嬉しいよ。
そしたらこれも一緒に持って行ってこれで、本当に最後。。」


と、小さなデミタスカップをひとつ差し出されました (私コーヒー飲まないのですけれど、、とは言えず。。)


家へ帰って、ひととおりよーく洗って、
ほっと一息

新入りのシードルカップでハーブティをいただいてみると
手にした感じ、お茶をたっぷり飲む私にはとても具合が良く

装飾と呼ぶにはシンプルすぎる淡い緑の縞模様
一見、どうってこと無いようなこの古ぼけたカップが、
何故長く愛用されてきたのかがわかる様な気がします

そしてこれから日々活躍してもらおう。


ヤドカリ中のレンヌのお義母さんの家にも、こうしてじわじわ私物が増えてきています。。









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工事現場の作業着に、と思って買ったデニムのセーラー服(?)
洗濯して袖を通してみると、
可愛くて作業着にはもったいない!
...かと言って セーラー服着てお出掛けするのも ねぇ...
そういえばセーラー服着たフランス女性ってあまり見かけないかも







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落ち着いた水色、毛織りの手触りも気持ち良い大判の布は
アトリエが完成したら、寒い季節のひざ掛けにいいなー と値段を尋ねてみると
「3ユーロ」 
「2ユーロにしてくれますか?」 と聞いてみたけどだめでした(ケチ!←私が。)

まあいいや、と3ユーロでお持ち帰りすることに。

手洗いして、陰干しした大判の布の隅にチョコンとついている銀の珠をよーく見てみると
SR とあり

えー、そにありきえる
あまり今まで自分とは縁の無いデザイナーさんでしたが
ひざ掛けにはもったいないかなー
ストールにするべきか、と考え直しています。

うふふ、冬が楽しみになってきた☆中秋の名月










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by pot-eri | 2015-09-28 08:40 | もの | Comments(4)








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ポテリチャン、キョウ ハ オニワ デ ゴシゴシ イソガシソウヨー

今年初めてのフリマへ行きました。

古いエレガントな雨傘は巴里用に。
ブルターニュでは殆ど自転車で動いているので、雨の日も雨合羽と帽子で十分なのです。






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床を叩き壊すトンカチを買ってしまう私って...






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暖炉で使うオブジェ、
女の子二人、それぞれとっても可愛くて連れて帰ることにしたのですが
これ、鉛の塊みたいにもの凄ーく重かったの


後は、アトリエ用に探していたランプシェードが破格で見つかりました。
これはアトリエに付けてからお披露目しますね。


やめられない、止まらない、
楽しいフリマの季節♪






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by pot-eri | 2015-06-15 00:18 | もの | Comments(6)

めがね les lunettes









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めがねを作りました

生まれて初めて真面目に作るめがね。
フランスで眼鏡を作るには、眼科へ行って検眼して処方箋をもらわなくてはなりません。
そろそろ老眼が始まるお年頃、
私の場合、今頃になって近眼が進んできている様で、
そのおかげか、本を読んだり、針に糸を通したり、細かい作業はまだ大丈夫な様です。

薬局と同じ、保険で保護されているせいなのか、めがね屋はあちこちにあるフランス、
クリーンな店内に、めがねの数だけは沢山あるけれど
ガラ~ンとして暇そうにしている店員さん
有名なお洋服ブランドのめがねとか、流行りものは何だか自分にはしっくり来ず
悩みました、
めがねは顔の一部ですから.. ね。

うちの近所で数軒試してみて、結局
メトロに乗ってはるばるモンマルトルの丘まで
以前(10年くらい前)にサングラスを購入したことのあるめがね屋さん。

西洋人とは比較にならない鼻の低さのアジア人の私に
ありとあらゆるモデルを試してくれ、
ようやく私の外見と内面にしっくりくるサングラスを見つけてくれました。
それは流行に左右されず、飽きること無く、
毎年日差しの強い季節になると愛用しているお気に入りとなっています。

スタッフの顔ぶれこそ変わっていてもそのお店のポリシーは変わらず
プロフェッショナル度の高い、それでいて肩のこらない接客、
めがね選びに生きがいを感じていらっしゃる様に見受けられるお兄さんは
昔、表参道のアランミクリで働いていたって、
日本大好きだよって それはそれは、ありがと

自分の顔を正面からじっと見つめられ
とても照れくさいのですが
嬉しそうに提案してくださるめがねは、それぞれ

ほほぅ~  こんな局面もアリなの という感じで愉しめました。

それでもかけた瞬間から内と外とに一番しっくりきたものは一つ
私の顔の一部になるめがねは、そう言えばちょっとハーリーポッター風の
かけると笑顔になれるめがねです。

今のところめがねをかけるのは、車の運転とチェロの練習の時だけ
せっかく作ったからもっと頻繁にかけたいのですけれど。。

これから長くお付き合いしてもらうつもりでいるめがねは
Anne & Valentin という南仏トゥールーズのめがねデザイナーさんのものでした。







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by pot-eri | 2015-02-13 07:56 | もの | Comments(4)








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おそらく興味の無い方にはただのガラクタであろう
本日、日曜日の出合い、一期一会◎

とても満たされた気持ちにしてくれる愛おしい古いものたち、
なのに今はこれらが活躍する家が無いので、
キレイに磨いたものをまた新聞紙に包みお蔵入り。。
ドアノブ、電気のスイッチ、今まで(家の工事が始まる前)と目に止まるものが
変わって来ています。

ビッドグルニエ、日本語に訳すと《屋根裏部屋をからにする》
私がこの世を去った後は一体誰がビッドグルニエしてくれるのかしら?
ゴシゴシ古物を磨きながら、ふ、と思う。

あの世へものは持っていけない
私の所へやって来たものも、どなたかが残していってくださったもの。

少し熱っぽい今週末、
魔法の水薬を飲んでいるつもりでいたのですが、
おかしいな、効かないなぁと思ったらレモンをぎゅっと絞っていれるのを忘れていました!
今夜、チェロをかついで巴里へ上京します(もちろんココちゃんも一緒)
すごく短い滞在だからお友達とも会えないかなー。

では、これから仕度します。

季節の変わり目、みなさまもお身体大切にしてくださいね。

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by pot-eri | 2014-09-28 23:37 | もの | Comments(4)






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日曜日の宝探し
レンヌのビッドグルニエ

「買うものはいつも一緒でしょ」とブルトンさん

確かに、乳白色の硝子のランプシェードや、琺瑯の洗面器(上からだと
わからないですが、今日も二つお持ち帰り)は、随分仲間が増えてきています。

古いものを譲り受ける、もう必要でなくなったあの人の元からこの人のもとへ
これはとても良いシステムだなぁ と思います。

可笑しいのは、ご夫婦でスタンドを出している場合
奥さんとだんなさんで売値が違ったりします。
「えっ、そんな値段で売るの?」と内輪もめ、クスクス


早くこれらが陽の目を浴びる様に家の工事進めなくてはー



* * *


未来の家のご近所さんに桃を沢山いただきました。






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部屋中桃の香りでいっぱい、
そのまま食べるのが一番美味しいけれど、
ブルトンさんの居ない今週はどう考えても食べ切れそうにないので
コンポットに、





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バニラ入りとナチュラルと二種類作ってみました。








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by pot-eri | 2014-09-14 21:56 | もの | Comments(4)









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七月最終週、工事中の未来の家のある田舎町で
ブラッドリー=古物市、フリマがありました。
毎年夏のこの時期にあるらしいのですが、昨年は何故だか行きそびれてしまった様で..

この日はお願いしていた他の用事も兼ねてabeilleさんファミリーも来てくれるというので
当日は5時半起床、レンヌ発朝7時半の電車に乗り
霧が深くて真っ白な中、キコキコ自転車で出陣!

8時ちょっと過ぎに駅から町の入り口に着くと、もう道端はスタンドで埋まっているっ!
しかも、かなり大規模
こ、これは…
自転車や荷物を一旦置きに行ってから..などという暇もなくちらちら覗いていると






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第一の出合い : 大きな壷二つ。
確か私が持っている卓上ミニサイズのマスタードポットに
同じ刻印が入っていたように思います。





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《D CRESSET PARIS PANTIN》
 
もう一つは更に大きい。



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《5》 ここに惹かれました。 さて、何を入れよう?


同じマダムのスタンドでメタルのコーヒー入れも↓
コーヒー飲まない私ですが。。





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第二の出合い : またマスタードポット ↑
これは全く同じものをパリの台所で木さじ立てに使っていて、
丁度、蓋のある粗塩入れを探していたところだったので。





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コルクの蓋を開けてみると、破れてはいるもののラベルも健在、
それと1本だけシナモン、
以前の持ち主さんはシナモンスティック入れに使われていたようですね。

もう重くて持てないー、abeilleファミリーさんが着く前に工事現場へ行かなくては
と、もうすぐそこのはずなのに、






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第三の出合い : 庭用のバケツ
このてのメタルものは古くても意外と高くて、ずっと探していても
なかなか手を出せずにいたのですが
これは片方に小さな穴が開いていたので、2つセットで微笑みを隠せないお値段に◎

これで草むしりが楽しくなります。


かくして小さな田舎町の入り口から未来の家まで
普段は自転車で3分でたどり着くところ、気づいたら一時間近く経過している!
案の定、abeilleさんファミリーを30分近くお待たせしてしまい…
ごめんねー(冷や汗)
日中はabeilleさんのご主人S氏の補佐として工事現場で作業、
(補佐と言っても、殆ど役立たずでしたが)
お昼は静かな湖(という名の池)の近くでピクニック、


午後もずっと集中して作業をしてくださったS氏、アリガトウ大感謝です。
夕方abeilleさんファミリーを見送って
最後に懲りずにまた町を一周、もう大半のスタンドが片付け始めている中…






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第四の出合い :古い白いスープ皿4枚
レンヌ在住のエレガントなマダムのおばあさんの持ち物であったという
刻印の無いこのスープ皿は一旦そこへ戻して、その場を離れてぐるりと町を一周、
頭の中もずっとぐるぐる.. 結局、いただきに戻りました。
後からこのことをabeilleさんに告げると
「えー、あのスープ皿poteriさんのところへお嫁入りしたのー、
私もずーっと悩んで悩んで置いてきたの!素敵だよねぇ」

びっくりです。古い白いスープ皿4枚 というだけで分かってしまうくらい
そう、写真では収めきれない何か不思議なぬくもりと存在感のあるお皿なのです。
abeilleさんも手にしていたとは!

いつか家が出来たあかつきには、このお皿でabeilleさんにスープをお出しましょう
そんな日はいつ来るのかなぁ(遠い目)

出合いあれこれ、とーっても充実した一日でした。





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by pot-eri | 2014-08-05 07:12 | もの | Comments(2)








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サンマロ便りは一回お休みして、
七月最初の雨の日曜日、毎年恒例パリ6区サンシュルピス広場での
陶芸市の最終日へ行ってきました。
ここはフランス国中、世界からアーチストが集まり
作品もなんでもあり。

市の中央のカフェではカウンターにずらりと(↑)
出展アーチストさん達の湯のみが並んでいて
好きなうつわを選んでお茶を注文出来ます。

カフェでお茶はしませんでしたが
今回珍しくひとめぼれで心惹かれた作品二点





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今月はお誕生日なので(言い訳っ)
そして早く作陶を再開するように、
うちへお嫁入りしていただきました。






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これはファイアンス、低温焼成のやわらかい土の陶器で
壊れやすいという理由で避ける人もいらっしゃるようですが
そういうことは私には関係なく、
自分にぴったりくることが何よりも大切

渋いうつくしいマットな色あい、ぬくもり、素朴さ、
手捻りで丁寧に作られているのが伝わってきます

羊羹とか、抹茶ケーキとか、ほうれん草のお浸しも似合いそう


南フランス、ニームで作陶されている
ムラカミアカシさんという女性アーチストさんの作品です
色々お話も出来て、素敵な方、これもとても大切なこと


私も早く作りたい~ ...


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by pot-eri | 2014-07-07 02:52 | もの | Comments(6)

懐かしい未来へ... フランス ブルターニュ地方、小さな古い家の修復作業 手さぐりな日々の暮し  *陶のアトリエHP* http://atelieraonoto.web.fc2.com/  


by poteri
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