工事のこと、エレベーター les travaux, l'ascensseur









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屋根の工事が終り、
またコツコツ、地味に一人で作業しています。
石壁の古いジョイントをほじくって、石に金ブラシをかけて、
ほうきで間のホコリを取り除いて…
いつになったらこの先へ進めるのかなあ。。

小さい家なのに、壁だけでもやらなければいけないことありすぎで
途方に暮れそうです。

工事をはじめた当初は地上階アトリエをある程度完成させて
陶芸の作業復活と思っていたのですが、
作戦変更、(←ちょくちょく変わる)
まずは屋根裏をある程度終わらせて、寝泊り出来る環境を整える、
暖かくなったらキャンプ暮らしをしながら、作業を進められる様に、
を目指すことにしました。

ほぼ毎日通っているこの小さな町、近所の人も
「がんばってね~」 と温かい声援を送ってくれる様になってきて、
私も早くここで暮らしたいなーという気持ちがどんどん強くなってきています。






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ブルターニュへ戻った週のはじめ、さぁ、がんばろう!
といつもの様に自転車でレンヌの駅へ、
ホームへアクセスするエレベーターに乗ったらね…

エレベーターがっ!
開かない、動かない、開けて~ 、、、
私ひとり、閉じ込められてしまいました。
非常用呼び出しボタンを押して、警備の人がドアの向こうに来てくれましたが
なす術が無いようです。。





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「貴女お一人ですか? 閉所恐怖症でないですか? お歳は? 
何か薬は常用していませんか? ご気分は?」 と質問攻め。
「管理会社に連絡したので到着次第、開きますからね、がんばってください」
「何分後に着くのですか?」(私)
「えー、まだそれはわかりません」(がっくり)

そして5分おきくらいにドアの向こうから私の生存を確認してきます
「寒くないですか? ご気分は?」
面倒臭くなって一度でも私が答えないと、
「マダム! マダム!」
一番ひっくり返りそうになった質問はね、
「こういうご経験は初めてですか?」 ですって、笑わせてくださいました。




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しばらくすると
「良いお知らせです、技術者の人は後20分ほどで到着するそうです、
サンマロから向かってるので少し時間がかかりますね、もう少し、
がんばってください~」

でもね、サンマロ-レンヌ間はどんなに急いでも20分でなんて着かないこと、
ブルターニュ一年生の私だって知ってるの。

乗るはずだった電車はもうとっくに行っちゃったし、
気持ちも落ち着いて、ブロガーらしく写真撮る余裕まで出てきました。





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ようやく技術者の人が到着、ドアをこじ開けて
ちゃりんこと私を救出、トータル45分。

途中、ブルトンさんにメッセージを送ると
「ちゃんと賠償してもらうんだよ~」 という指示が。


警備員のお兄さん付き添いの元、SNCFレンヌ駅の責任者の方に会いに行くと、
未来の家の駅までのタクシーを手配しようとしてくれていたのですが、
ぐったり疲れてしまった私は、「今日はもう行かずに家に帰ります」と言うと

「え? レンヌのお家へ?自転車で帰られるのですか?
そうですか、それではこの度は大変失礼いたしました」 と、それで終り?

精神的にぐったりだったのですが、ブルトンさんの指示を思い出し、
訴えましたよ。警備員のお兄さんがそうだ、頑張れ!と目で合図してくれました。

結局、タクシー手配以外の賠償はこの責任者の方では決められないということ、
賠償請求書みたいなものに一筆書かされて、後日返事が来るそうです。
もうどうでも良いのですが…
駅の出口まで送ってくれた警備員のお兄さん、上の階へ昇るのに

「エスカレーター、エレベーターどちらがいいですか?」
「エ、エスカレーターで…」と私
「そうですね、わかります、貴女のお気持ち」 
このお兄ちゃんはご自分の仕事を十分にこなされたと思います。

「あなたのアシスタントに感謝しています」とお礼を言い、
外気に触れる気持ち良さ、自転車で自由にペダルをこいで家路につきました。

あー、疲れたー。






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Commented by oliverlocca at 2014-02-05 19:51
pot-eriさん
無事で良かったね:)それにしても。。。そんなに質問攻めに
してくれたのね。この男性、必死で可愛いね。本当に優しい人:)
でも私日頃からコメディはフランス映画が一番面白いって
思うので、可笑しかった、この必死さが。。。
そして面倒くさいから返事をしないpot-eriさんにも
笑えました... 
ブルトンさんの指示通りに、ちゃんと賠償を訴えた
pot-eriさんに拍手!!
Commented by tomomato at 2014-02-06 06:16
あ〜〜〜たいへ〜〜ん!! 無事で良かった。 本当に良かったです。 私は狭い所が大嫌いなので、 パニックになっていたかも。  危険がなくてよかったです。そしてそばで励ましてくれる人がいて良かった。  精神的に疲れちゃうよね。 お大事にね。
Commented by pot-eri at 2014-02-06 06:21
loccaさん、長々と書いたのに、最後まで読んでくれてありがとう。
警備のお兄さんは良い人でした。でも45分は長かった...
あれからエレベーターに乗るとき一瞬ためらってしまいます、
出来れば誰か一緒に乗って欲しい。。

loccaさんはフランスコメディなのー? 私はやっぱり
Mr.Beans が最高!と思います(あ、あれはコメディでなくてコミック?)

いつもコメントありがとう☆


Commented by pot-eri at 2014-02-06 06:28
tomoさん、ほんと、人によっては大パニックだったと思います。
私が乗る前にすれ違いで降りてきたのはベビーカーに赤ちゃんを乗せた
女性だったから、その人でなくて良かったのかも。
灯りがついていたのも良かったなって思います、これが停電とかだったら精神的に辛すぎ、、、あと、携帯があったからブルトンさんと
連絡取れて良かったです。
高所恐怖症っぽくなりつつあるのに、閉所までだめになったら
生きていくの大変~  家に帰ってお昼寝して落ち着きました◎
Commented at 2014-02-06 18:32
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-02-07 06:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pot-eri at 2014-02-08 06:05
鍵コメさん、

今度は私がリンクさせていただきまーす♪
Commented by paprica at 2014-02-08 15:40 x
ああ。。。コレ、コレ、とっても怖い!
閉所恐怖症じゃないけど、エレベーターが途中で止まって開かなくなったら…っていう恐怖って、いつもどこかにあるよ〜。閉じ込められることも怖いけど、「トイレに行きたくなったらどうしよう」って心配をしてしまいます。
全く一人っていうのも心細いですもん、警備の人の必死の質問攻めにも「気を紛らわせよう」っていう配慮があったのかもしれませんね。
あぁ〜、それにしても怖い〜。こういうことって、やっぱりあるのですね!
Commented by pot-eri at 2014-02-08 17:43
papricaさん、その通り! 私も「あートイレ行っておいて良かった」
と思いました。 警備の人はこういうのもマニュアルにあるのかも
しれませんね、ちょっとうざい!なんて思ったりしたけれど、今思うと
とても大切なことだったのだな、と思います。

こればっかりは予防(乗る前に叩いてみるとか?)も難しいですよね。。
by pot-eri | 2014-02-05 09:31 | 未来の石の家.アトリエ | Comments(9)

懐かしい未来へ... フランス ブルターニュ地方、小さな古い家の修復作業 手さぐりな日々の暮し  *陶のアトリエHP* http://atelieraonoto.web.fc2.com/  


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