工事の色、イングリッシュマン イン ブルターニュ les couleurs de chantier,Englishman in Bretagne








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私は、

こういう色、テクスチャー が好きだなぁ と、




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作業をしながら、時々、はっと、つくづく思うのです。



* * *






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先週の金曜から来てくれている、英吉利人の石工、レンガ職人さん

フランス人とイギリス人の違い? お国柄なのでしょうか?
それとも彼が特別なの?
イングリッシュマンさんのお仕事ぶりにびっくりしています。


チェック1.
フランス人が決して働かない訳ではないのですが、彼らは短期集中型、
自分達の権利 ゛ヴァカンス、休憩゛があってこそのお仕事(人生)、
これは職人さんに限らず、フランス人が小さい頃から受ける教育なのだろうと思います。
午前中の仕事はランチタイムへ向けて、
11時45分には間違えなく作業を終える、これが一般的なフランス式。

一方、イングリッシュマンさんは、12時過ぎてもトントン、カンカン… 
音が止むことはなく、1時半をまわってもトントン、カンカン… 
2時少し前、心配になり「お昼食べないのですか?」と聞きにいくと、
「あーそうですね、そろそろ、あと2分くらいしたら行きましょうか」 
毎日、そんな感じです。


チェック2.
先週の金曜は、あいにくお天気がいまひとつで
屋根の上での作業には悪条件でした。
するとね、イングリッシュマンさんは土曜日に仕事に来てくださっていました。
週末に働くの? ここはフランス、考えられなーい!!


チェック3.
この週末はブルトンさんと゛瓦礫捨て゛がスケジュールに組まれていたのです。
重い瓦礫の袋の山を車に積んで
ゴミ捨て場へ … 半日くらいつぶれてしまう地味な作業。

ところが! 金曜日、帰り際にイングリッシュマンさんが
「あそこの白い袋はどなたのですか?」
「えっ? 白いふくろ?? あ、あれ、私達のです、、、」
「僕、今トラックに積んで持って行きますよ、また出たら、その時は
また持っていきます」
「えーっ、そんなー、サンキュー、メルシー…」
あっという間に全部トラックに積んで持っていってくださいました。
週末、゛瓦礫捨て゛の心積もりでいたブルトンさんも、これには感動、大感動。


チェック4.
小さい方の暖炉の煙突はジョイントだけやり直してもらったのですが、
ずっと屋根裏にころがっていて、使い道もよくわからず
邪魔だなー、処分しようかなーと思っていたオブジェ ↓




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「これ、付けときますね」 とあっという間にリサイクル、煙突の頭だったみたい。




日中、私がちまちま石壁の古いジョイントをほじくる作業をしていると、
時々アドバイスをしてくれるイングリッシュマンさん、

「僕は、石と向き合うのが大好きです!」 

仕事とは、こうあるべきですよね。


イングリッシュマンさんはケンブリッジからここブルターニュへ来て
12年が経つそうなのですが、

「ブルターニュとケンブリッジどちらの暮らしが好き?」と尋ねてみると

「もちろんブルターニュ。ケンブリッジの暮らしはスピーディーで、
お金はいっぱい稼げる、フランスはチャージは高くて大変だけど
ブルターニュの時の流れが好きなんだ」

あー、 なるほど。。





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彼の仕事、予定では明日で終了、
英吉利の方の予定だから、きっと予定通りに終わるのでしょう、
また、何か困ったら、彼にお願いしよう、お願いしたいと思います。


ありがとう、イングリッシュマンさん。








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Commented by oliverlocca at 2014-01-22 20:15
pot-eriさん
お久しぶりでボンジュール♪
工事の色、イングランド、コッツウォルズの伝統的な
蜂蜜色の石に似てますね。素敵:)
イングリッシュマンさん登場ね。素晴らしい彼!!
彼は典型的なイギリス人の職人ねっと言いたい所ですが、
やっぱり色々な人がいるかも。とは言え、去年あっちこっちの
修理が必要で沢山の専門職の方と会いましたが、皆とっても
良い人だったな。ただし時間に関しては、結構アバウトでした。
それにしても本当にイングリッシュマンさん、素敵:)
一日の作業を終了し、現場をどれだけ綺麗に片付けているかで、
その職人さんの腕と、仕事に対する思いがはっきり現れると思います。素敵な出会いで良かったですね♪
Commented by tomomato at 2014-01-22 22:34
イギリス人、 すごい。えらい。 最初タイトル見た時、イングリッシュマンじゃなくて、イングリッシュマフィンと読み間違い、壁の色と焼いたイングリッシュマフィンがにているからかな? とマフィンの写真が出てくるのを楽しみにしていました。   良い職人さんと出会えて良かったですね〜〜〜  poteriさんちはけっこう早く出来上がりそう! 
Commented by pot-eri at 2014-01-23 06:21
loccaさん、ボンジュール♪
コッツウォルズって素敵なところみたいですね、
この工事の色は、古い土壁を剥がして、まだその黄土色の土が残って
いるので、こういう感じなの。 これを金ブラシをかけてお掃除する
のです。 ひーふー

loccaさんのおっしゃる通り、後片付けで分かりますね、
イングリッシュマンさんは素晴らしいです。 家の前の道に落ちていた
釘(多分、大工チームの落としていったもの)も一つずつ手で拾って
くれていました、「これは危ない、車がパンクします」 って。

イギリスにはイングリッシュマンさんみたいな人が、いっぱい
歩いているのかなー、と思ったのだけど、
そういうわけでもないの? ね?
Commented by pot-eri at 2014-01-23 06:27
tomoさん、 ちがうーっ!
スティングよー  分かってくれた?

イギリス人、素晴らしいの、 ラテンの世界で色んな感覚が
おかしくなっているから尚更、 感動でした。

poteriさんち? 出来上がり?
この後は自分達(割合的には私7:ブルトンさん3)でやらなければ
いけないことばかり~ 遠い先は見ないことにしてますー
by pot-eri | 2014-01-22 07:13 | 未来の石の家.アトリエ | Comments(4)

懐かしい未来へ... フランス ブルターニュ地方、小さな古い家の修復作業 手さぐりな日々の暮し  *陶のアトリエHP* http://atelieraonoto.web.fc2.com/  


by poteri
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