工事、はじまってます!~山さんチーム les travaux sont commences!
2013年 11月 21日
ココちゃんとブルトンさんを巴里に残して、
ひと足先にブルターニュへ、
左官屋、山さんチームの工事が始まっている、というので行ってみると、
すごいことになっているー (↑ 驚きのあまりボケボケ?)
しかも月曜の日中に行ったのに、誰も働いてないではないかー!
階段の板が抜けて鉄の棒、足場が組まれているー、私の大切な階段~っ!
そこいらじゅう石がゴロゴロー…
夕方、約束の時間に山さんがやって来て説明してくれました。
この日は自家発電のバッテリーが壊れて作業をすすめられなかった、
階段は最後にちゃんと元に戻しますからね、と。
奥の北の壁はもう傾いてきているので、
まずは西(左奥)の壁から崩して石の積み直し+
石で二層になる壁の間には鉄のベルトを通し石灰セメントで補強するのだそうです。
(えーっ、セメント~ と私には抵抗感がありましたが
石灰モルタルにセメントが入っているものだそうで、この家の現状、
補強のためには必要なのだそうです。)
その後、北の壁も同じように、崩し、積み直し、鉄のベルト+
湿気対策のため、外側の土を掘り水の流れの道を作り、
何だかまだよく知りませんが防水のプロダクトを埋め込むらしい。
湿気で真っ黒になっていた石壁も防水処置を施すので、工事終了後
一年間は触ってはいけない、乾かさなければいけないそうです。
えーっ 一年もー!!
はい、かしこまりました、スローライフですものね。
とりあえず、この工事がある間、私は現場に行っても何も出来そうにありません。
庭仕事するのにも、着替えをする場所すらなさそう、
家の中はそこいらじゅう土埃だらけ。。
それでですね、新たなサプライズ なのです、(もう大分慣れてきた)
山さんのこの工事の後すぐに続くはずだった屋根の修理、
ゴリさんからメールが届き、
「残念ながら工事は年明け一月まで始められません、ご了承願います」
ですって。 脱力…
思えばこの家と出合い、サインしてそろそろ一年になります、
(ブルターニュ人はケルト民族なはずなのに...)
これからまだまだ、予期せぬ学びが色々控えているはず。。。
見えない力が守ってくれているはず、
と信じてやみません◎
by pot-eri
| 2013-11-21 01:16
| 古い家の修復