室内楽マスタークラス master classe de la musique de chambre
2013年 02月 10日
写真の真ん中が私です。
というのはうそー(笑)でして、
気温のぐっと下がった今日、日曜日、
室内楽のマスタークラスを聴きに行ってきました。
場所は大好きなTheatre des Bouffes du Nord テアトル デ ブッフ ドゥ ノール、
講師は英国のチェリスト、Steven ISSERLIS氏。
遅刻して滑り込んだのでプログラムも無く、
前半のトリオ(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)
「ひぇー、プロ並みに上手いー」と思って後でプログラムを見たら
それぞれ立派なプロの方達でした。
(それも仏国立交響楽団のスーパーソリストとか、、もの凄いレベル)
それでもまだ教わることがある… 人生は永遠に学び続けるのですね。。。
私も頑張りまーす!(えっ、なにか?)
Steven ISSERLIS氏はもちろん英語でお話になります…
もちろん通訳の方がいらしたのですが
この姉ちゃん、めちゃくちゃ下手くそ+不真面目。
(舞台に居る自分に満足している感じ)
毎回、訳の最後の方自信がなくなってくると、もごもごと小声になりさっぱり分からない…
言葉を探して行き詰まっていると観客が助けてあげたり、
仕舞いにはミュージシャンが訳し直す場面も + 余計なことを話す...
英語の殆ど出来ない私でも、このお姉ちゃんは居なくてよかった思います(←きつーい)
Steven ISSERLIS氏の伝えたいことは語学力が足りなくても
十分伝わって来ました。
前半1時間半はガブリエル.フォーレのトリオ、
うつくしいですね、フォーレって。
フランス音楽ってどうしてこんなにエレガントなのでしょう?
後半はバッハのゴルドベルグの弦楽三重奏バージョンでした。
パリ国立高等音楽院の生徒、ハイレベルですがやっぱり前半のプロとは
何かが違う。
Steven氏の楽しく愉快なアドバイスで、
ほぼ完璧に聴こえていた演奏がさらに更に…
天に昇る様な音楽へと変わってゆきます。
このところ忙しく、頭の中がいっぱいで休まらない状態だったので、
今日はアマオケの合わせをパスして、
ここへ来て良かった。
あさってはコンセルヴァトワールでこのマスタークラスの第2弾があります。
もちろん行くつもりですー!
by pot-eri
| 2013-02-10 00:00
| 音楽