ある休日 un jour de conge


木曜日がキリスト昇天祭の祝日で今週はすっかりヴァカンスモードの巴里。
からりと青空で気持ちいい。

午前中、しばらく会ってなかった○ちゃんと近所のカフェで待ち合わせ。
約束の時間に少し早く着いた私は
テラス席から一列内に入った、たおやかな木洩れ日の差し込む丸テーブルの
席につき、手さげ籠から読みかけの本を取り出す、 
こういう穏やかな朝が良いなあ。

開いた頁の一行目も読み終わらぬうちに、突然、斜め前のテラスにいた男子が
全身ものすごい勢いで咳き込む、痙攣??
気が狂ってしまったかのようにもがく、次の瞬間、
口を押さえていた彼の掌から親指大くらいの黒い昆虫のようなものが飛び出す。
何かに刺された? くまんばち?
蜂ではなさそう、黒々とした昆虫は飛び跳ねてこちらへ向かって来そうだ。
ゴキブリ? 違う、それも一匹ではない... 席を立ち、二、三歩引き下がる私... 
更に苦しそうにあえぐ青年。
通行人が歩み寄り、彼の意識を確認している、
別の男性は飛び跳ねる得体の知れない猛毒かもしれない昆虫を取り押さえようと
布切れを持って必死に追いかける。
行き場を失う私...

すると、

何か空気が変わった。



「ドッキリカメラです」


えっ? 

...
言葉を失う。

黒い昆虫はバッタ、
彼ね、プロの役者、上手いでしょ。

隠しカメラは二台、テラスの向かいの乳母車の中と
私の隣の席にいたカップルのスーツケースの中。

そんなものまだあったのですか?
TF1という全国ネットの放送局。
他にやることないのかなあ?

ADみたいなお兄さんが契約書の様な紙切れを二部持ってやって来る。
手渡されたのは中腰でバッタを追いかけたムッシュー、
そしてわたし。

放映は秋、よろしかったらスタジオへいらして
コメントしてくださいね!

誰が行くものか。

 
あんまり疲れたので、
○ちゃんとお茶した後、一人でランチに行く。
こういうことは、至ってめずらしい。
自分にご褒美。

最近教えてもらったビオ、ヴェジタリアンカフェ《SOYA》


あー 美味しい、大分癒された。

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SOYA 20, rue de la Pierre levee 75011 Paris tel: 01.48.06.33.02
(月〜金 12h-15h30 / 19h-23h 、土,日 11h30-16h / 19h-23h(日曜夜は休み))


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by pot-eri | 2011-06-04 00:00 | 巴里.日々 | Comments(0)

懐かしい未来へ... フランス ブルターニュ地方、小さな古い家の修復作業 手さぐりな日々の暮し  *陶のアトリエHP* http://atelieraonoto.web.fc2.com/  


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